› なちゅらる・まま  › 2013年10月16日

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2013年10月16日

夏休みショートステイin信楽2013に参加された方の声 2

 移住したくてもできなくて悩んだり苦しんでいる親の支援に特化している保養活動は、まさに世間では少数派な私たちを受け入れてくださる、命の恩人だと思っています。
 
 子供は去年のお友達や今年出会ったお友達と、朝から夜まで毎日楽しく過ごせました。
 私も個室でゆっくりさせていただいたり、同じ境遇のママさんたちとお話しできたり、天国のような環境で過ごさせていただきました。

 汚染地帯から長期保養に出ることがチェルノブイリでは有効な治療であることを理解していただける支援団体さんには本当にありがたく思っています。
 この状況を理解して、手を差し伸べてくれるママさんたちの愛のおかげで、保養中に心に栄養をもらえた気がします。

 実母は放射能問題に関して、福島の子供なら甲状腺がんとか出てきているけど、関東圏のたくさんの子供に病気が出ているなんて、考えられないと言います。図書館に行けば、300キロ圏内の健康被害のリストについて知ることもできますが、認めようとしてくれません。

 子供の小学校も、地域の校庭の土埃が、230ベクレルあることも何も問題視しません。これも自分で自費で土壌分析機関にデータをとりました。私は学校にも市にも、議員さんにも、旦那には頼れないので一人で訴え続けています。

 去年は家族で自費で甲状腺検査と血液検査もしましたが、夫と子供には小さいのう胞が見つかりましたので、経過観察中です。

 今でも毎時1千万ベクレルの放射能が大気に漏れていますし、海にも流出が止まらないし、状況は日々悪くなってきています。
 今のこの状況で、自分の子供を守りきるのは、自分の努力だけでは難しいと思っています。
 この様に、現実は厳しく、しかし全てを捨てて避難できない自分の行動によって、子供には選択できない状況で将来責任をとれるのか、非常に悩みます。

 いろいろな方に支えられ今日があることを忘れずに、いつか恩返しができるよう健康でいたいです。
 カンパをしてくださった方も本当にありがとうございました。
 本当にお世話になりありがとうございました。

茨城県在住 女児の母  

Posted by なちゅらる・まま at 10:30Comments(0)保養ショートステイin信楽