
2013年10月25日
夏休みショートステイin信楽2013に参加された方の声 6
放射能からの影響を少なくしたい、自然の中で子供を思いっきり遊ばせたい、地元のものを食べさせたい、そんな思いで保養に参加させていただきました。四季折々の自然を身近に感じ、それを子供に伝えてきました。しかし、一番大切な水、空気、土が汚染されてしまい、なるべく被ばくを避けるために気を使いながらの生活をしなければなりません。残念ながら子供にも制限せざるをえません。
私が住んでいる東京は、空間線量から見れば今は事故前と変わらず大丈夫だと思ってしまいますが、東京にも放射性物質が降り、それが土に含まれているのです。東京都健康安全研究センターの調べによると、土壌中のセシウム合計が790ベクレル/kg[同センター内敷地(新宿区)平成24年]になっています。事故前では2~4ベクレル/kgでした。この値が健康にどのような影響を与える私には分かりませんが、事故前に比べて何百倍にもなっている中で、子供を遊ばせたいとは思えません。落ち葉が集まっている吹き溜まり、オタマジャクシやザリガニ釣りをする川辺、公園や泥んこ遊びなど子供が楽しいところほど、放射性物質が集まって濃縮しています。雨水が流れ込んだり、たまったりしてセシウムが濃縮しています。校庭での土埃など、呼吸による内部被ばくの影響も心配します。
少しの時間なら大丈夫では、少しぐらい食べ物に含まれていても大丈夫ではと思われるかもしれません。でも放射線はDNAを傷つけます。それが元通りに修復されれば問題がないのかもしれませんが、間違って修復されそのDNAが増えれば病気になる可能性があります。細胞分裂が活発な子供が影響を受けやすいと言われています。少しずつ少しずつ被ばくして傷ついていく。だから親にとっては出来る限り日々の被ばくを減らしたいため、遊ぶところも食べ物も制限し、風が強い日はマスクを子供にさせます。
信楽での保養では、自然がとても豊かで川遊びに何度も行き、思いっきり子供が遊ぶことができました。川に潜って魚の群れを発見した時の子供の喜びの顔は今でも忘れられません。ほようでは放射能を気にすることなく自然の中でめいっぱい遊ぶことができました。
また、農家の方たちのご厚意でたくさんのお野菜やお米などを頂きました。ありがとうございます。その季節にとれる野菜を地元で頂く、そんな当たり前のことがとても幸せでした。野菜を作っている方の顔が見える、そういう地域のつながりの中で生活をしていたことが壊れてしまいました。子供の健康の影響を考え、野菜やお米も遠いところから買っています。
事故直後の初期被ばくの影響、日々の内部被ばくによる健康への影響を考え、子供には定期的に検査をしています。どういう影響がでるかわからないから検査をし、保養を続けていく必要があると思っています。
保養を企画していただいたなちゅらる・ままさん、多くのボランティアさん、野菜やお米を提供してくださった農家の方たち、本当にありがとうございました。そして住む場所を提供していただいた社会福祉法人しがらき会様、とてもきれいな施設で、子供は芝生や中庭でも靴をはかずに裸足で遊んでいました。広い食堂も提供していただき、子供たち親たちの交流の場として大変有意義に過ごすことができました。本当にありがとうございました。
東京都在住 母
私が住んでいる東京は、空間線量から見れば今は事故前と変わらず大丈夫だと思ってしまいますが、東京にも放射性物質が降り、それが土に含まれているのです。東京都健康安全研究センターの調べによると、土壌中のセシウム合計が790ベクレル/kg[同センター内敷地(新宿区)平成24年]になっています。事故前では2~4ベクレル/kgでした。この値が健康にどのような影響を与える私には分かりませんが、事故前に比べて何百倍にもなっている中で、子供を遊ばせたいとは思えません。落ち葉が集まっている吹き溜まり、オタマジャクシやザリガニ釣りをする川辺、公園や泥んこ遊びなど子供が楽しいところほど、放射性物質が集まって濃縮しています。雨水が流れ込んだり、たまったりしてセシウムが濃縮しています。校庭での土埃など、呼吸による内部被ばくの影響も心配します。
少しの時間なら大丈夫では、少しぐらい食べ物に含まれていても大丈夫ではと思われるかもしれません。でも放射線はDNAを傷つけます。それが元通りに修復されれば問題がないのかもしれませんが、間違って修復されそのDNAが増えれば病気になる可能性があります。細胞分裂が活発な子供が影響を受けやすいと言われています。少しずつ少しずつ被ばくして傷ついていく。だから親にとっては出来る限り日々の被ばくを減らしたいため、遊ぶところも食べ物も制限し、風が強い日はマスクを子供にさせます。
信楽での保養では、自然がとても豊かで川遊びに何度も行き、思いっきり子供が遊ぶことができました。川に潜って魚の群れを発見した時の子供の喜びの顔は今でも忘れられません。ほようでは放射能を気にすることなく自然の中でめいっぱい遊ぶことができました。
また、農家の方たちのご厚意でたくさんのお野菜やお米などを頂きました。ありがとうございます。その季節にとれる野菜を地元で頂く、そんな当たり前のことがとても幸せでした。野菜を作っている方の顔が見える、そういう地域のつながりの中で生活をしていたことが壊れてしまいました。子供の健康の影響を考え、野菜やお米も遠いところから買っています。
事故直後の初期被ばくの影響、日々の内部被ばくによる健康への影響を考え、子供には定期的に検査をしています。どういう影響がでるかわからないから検査をし、保養を続けていく必要があると思っています。
保養を企画していただいたなちゅらる・ままさん、多くのボランティアさん、野菜やお米を提供してくださった農家の方たち、本当にありがとうございました。そして住む場所を提供していただいた社会福祉法人しがらき会様、とてもきれいな施設で、子供は芝生や中庭でも靴をはかずに裸足で遊んでいました。広い食堂も提供していただき、子供たち親たちの交流の場として大変有意義に過ごすことができました。本当にありがとうございました。
東京都在住 母
2013年09月06日
2013年度、保養キャンプ「ショートステイin信楽」の打ち上げ&反省会を行ないました。
9月4日(水)大雨の中、
なちゅままメンバー達の友人が経営する素敵な民宿、
いろりーな http://foodpia.geocities.jp/gontian7/
にて、なちゅままスタッフ一同での
ショートステイin信楽のお疲れさま会を行ないました。
宿主の宮田さんが腕によりをかけて作ってくださった
おいしいお料理をいただきながら、
スタッフひとりひとり、キャンプに関わった感想を述べ合い、
有意義な時間を過ごしました。
今回の感想や、参加者さんからいただいた声、
そして次回の保養に向けての改善すべきこと、
色々な意見が飛び交い、
「次はもっとこうしていこう!
次はもっとこうしたい!」と、
熱いトークが繰り広げられたのでした。
数日前、チェルノブイリへのかけはし
http://www.kakehashi.or.jp/の代表である
野呂美加さんの講演を聴講し、
(滋賀県大津市で行なわれました)
保養はひとつの運動のかたちであり、
長く続けてゆくことこそ大事、
との言葉をしかと受け止めた、
なちゅままスタッフ一同、
保養キャンプを開催しはじめて2回目、
まだまだいい加減で至らない所が多々ありますが
それでも、楽しくおおらかに
なちゅままスタイルの保養キャンプのカタチを
一年一年積み上げてゆけたらと思います。
毎日のご飯をつくりながら
毎日の子育てをしながら
同じ思いの仲間たちと楽しみながら
原発を含む、さまざまな社会問題について
私たちのスタイルで、NO!の声を挙げてゆけますよう、
未来を担う子どもたちを守って行けますよう、
これからも、どうかご支援をお願い致します。
さあ、次は9月16日(月、祝)の
パスカルズ&ふちがみとふなとライブに向けて、
どんどん準備をはじめていますよ。
なちゅままかーちゃんたち、楽しくがんばりまーす



続きを読む
なちゅままメンバー達の友人が経営する素敵な民宿、
いろりーな http://foodpia.geocities.jp/gontian7/
にて、なちゅままスタッフ一同での
ショートステイin信楽のお疲れさま会を行ないました。
宿主の宮田さんが腕によりをかけて作ってくださった
おいしいお料理をいただきながら、
スタッフひとりひとり、キャンプに関わった感想を述べ合い、
有意義な時間を過ごしました。
今回の感想や、参加者さんからいただいた声、
そして次回の保養に向けての改善すべきこと、
色々な意見が飛び交い、
「次はもっとこうしていこう!
次はもっとこうしたい!」と、
熱いトークが繰り広げられたのでした。
数日前、チェルノブイリへのかけはし
http://www.kakehashi.or.jp/の代表である
野呂美加さんの講演を聴講し、
(滋賀県大津市で行なわれました)
保養はひとつの運動のかたちであり、
長く続けてゆくことこそ大事、
との言葉をしかと受け止めた、
なちゅままスタッフ一同、
保養キャンプを開催しはじめて2回目、
まだまだいい加減で至らない所が多々ありますが

それでも、楽しくおおらかに
なちゅままスタイルの保養キャンプのカタチを
一年一年積み上げてゆけたらと思います。
毎日のご飯をつくりながら
毎日の子育てをしながら
同じ思いの仲間たちと楽しみながら
原発を含む、さまざまな社会問題について
私たちのスタイルで、NO!の声を挙げてゆけますよう、
未来を担う子どもたちを守って行けますよう、
これからも、どうかご支援をお願い致します。
さあ、次は9月16日(月、祝)の
パスカルズ&ふちがみとふなとライブに向けて、
どんどん準備をはじめていますよ。
なちゅままかーちゃんたち、楽しくがんばりまーす





2013年08月27日
感謝!ショートステイin信楽、無事終了致しました。
感謝!
保養キャンプ ショートステイin信楽
みなさまの愛をもって、無事終了致しました。
「今年は、お借りできる場所もないから無理かなぁ?」と
諦めていたところ、
7月初旬、いきなり可能になった保養キャンプの開催、
スタッフ一同、大慌てで準備したのに、
もうその最初の記憶も遠い思い出のように感じます。
去年と同じ、紫香楽ヴィラさんでの約1ヶ月の生活。
参加してくださった皆さん、どうだったでしょうか?
ゆっくりしていただけましたか?
子どもたちは楽しんでくれたでしょうか?
カンパや物資提供をしてくださった方々、
訪問や、ボランティアに来てくださった方々、
遠くから見守ってくださったり、
情報を拡散してくださった方々、
関わってくださった方々全て、
お一人おひとりに お礼を述べたいところですが、
まずは
今年も無事にキャンプを開催し、終了できたことの感謝と、
そして、来年もそれを望む方が多くおられる事を
全ての方にお伝えし、
この場を借りて お礼を申し上げます。
みなさま ほんとうに
ありがとうございました
開催場所をお貸しくださいました、
紫香楽ヴィラのみなさま、管理人さま、
ほんとうにお世話になりました。
最終の片付けの日(本日)
スタッフの疲労をねぎらいにやって来てくれた
整体師のむーたんは、
昼過ぎから夕方まで、
スタッフの身体を揉みほぐしてくださいました。
いろんな方の影から力で支えられての開催です。
かたちはすこしづつ違っても
共通する愛情、そして 原発なんてなくなって欲しい。
放射能被害から子どもたちを守りたい!という
大きな思いが、これからも続きますように。。。
多謝!
__信楽 なちゅらるまま スタッフ一同___

保養キャンプ ショートステイin信楽
みなさまの愛をもって、無事終了致しました。
「今年は、お借りできる場所もないから無理かなぁ?」と
諦めていたところ、
7月初旬、いきなり可能になった保養キャンプの開催、
スタッフ一同、大慌てで準備したのに、
もうその最初の記憶も遠い思い出のように感じます。
去年と同じ、紫香楽ヴィラさんでの約1ヶ月の生活。
参加してくださった皆さん、どうだったでしょうか?
ゆっくりしていただけましたか?
子どもたちは楽しんでくれたでしょうか?
カンパや物資提供をしてくださった方々、
訪問や、ボランティアに来てくださった方々、
遠くから見守ってくださったり、
情報を拡散してくださった方々、
関わってくださった方々全て、
お一人おひとりに お礼を述べたいところですが、
まずは
今年も無事にキャンプを開催し、終了できたことの感謝と、
そして、来年もそれを望む方が多くおられる事を
全ての方にお伝えし、
この場を借りて お礼を申し上げます。
みなさま ほんとうに
ありがとうございました

開催場所をお貸しくださいました、
紫香楽ヴィラのみなさま、管理人さま、
ほんとうにお世話になりました。
最終の片付けの日(本日)
スタッフの疲労をねぎらいにやって来てくれた
整体師のむーたんは、
昼過ぎから夕方まで、
スタッフの身体を揉みほぐしてくださいました。
いろんな方の影から力で支えられての開催です。
かたちはすこしづつ違っても
共通する愛情、そして 原発なんてなくなって欲しい。
放射能被害から子どもたちを守りたい!という
大きな思いが、これからも続きますように。。。
多謝!
__信楽 なちゅらるまま スタッフ一同___

タグ :保養
2013年08月27日
(追記2)8月16日、生水(しょうず)見学ツアーへ!
☆ボランティアスタッフ、小嶋さんからの報告 ☆
信楽に保養に訪れている皆さんは、
8月16日、甲賀町大久保区の
まちあるきツアーに参加されました
私は、ボランティアとして同行させていただきました。
一年ぶりになちゅらる・ままの皆さんと初対面の皆さんとの出会いに緊張しながら紫香楽ヴィラに到着すると「バスがいっぱいになったので、すいませんが自分の車で来ていただいてもよいですか?」と、スタッフの村田さん。予想を上回る参加者、、このツアー、大人気のようです。
この日は、「生水(しょうず)」と呼ばれる物を巡るツアーがメインでした。これは、湧水を利用して野菜を洗ったりする場所で、今も地域で大事に使われています。夏真っ盛りのこの日は、35度を超える外気のため、冷たい生水は子どもたちにも大人たちにも大人気でした。
この他、お昼には甲賀町でとれるおいしいお米で作られたおにぎりやおもちをいただき、昼からは珍しいかんぴょう剥きを体験しました。
かんぴょう剥きには、体験を志願する子どもたちがいましたが、素晴らしいテクニックで農家の方々もびっくりされていました。「えらいセンスあるやんか。このまま残りーや」スカウトされるほどの子も…
この他にも、絵葉書を作ってみたり、セミや田んぼでかえるを追いかけたり、農家の方からいただいたスイカをみんなで食べたり夏の一日を思いっきり楽しんで、みんな帰りはぐったりと疲れた様子でした。
また、来年も、来年と言わずに
それまででもこちらにきてください!
いつでも待っていますからね
(小嶋)
甲賀忍者あらわる

山のほうから湧いてくる水。きれいだね、冷たいね。

かんぴょう巻、かんぴょう剥き 子どもたちは夢中

絵手紙。花や草木やお野菜で、すてきな絵手紙かきまーす。


信楽に保養に訪れている皆さんは、
8月16日、甲賀町大久保区の
まちあるきツアーに参加されました

私は、ボランティアとして同行させていただきました。
一年ぶりになちゅらる・ままの皆さんと初対面の皆さんとの出会いに緊張しながら紫香楽ヴィラに到着すると「バスがいっぱいになったので、すいませんが自分の車で来ていただいてもよいですか?」と、スタッフの村田さん。予想を上回る参加者、、このツアー、大人気のようです。
この日は、「生水(しょうず)」と呼ばれる物を巡るツアーがメインでした。これは、湧水を利用して野菜を洗ったりする場所で、今も地域で大事に使われています。夏真っ盛りのこの日は、35度を超える外気のため、冷たい生水は子どもたちにも大人たちにも大人気でした。
この他、お昼には甲賀町でとれるおいしいお米で作られたおにぎりやおもちをいただき、昼からは珍しいかんぴょう剥きを体験しました。
かんぴょう剥きには、体験を志願する子どもたちがいましたが、素晴らしいテクニックで農家の方々もびっくりされていました。「えらいセンスあるやんか。このまま残りーや」スカウトされるほどの子も…

この他にも、絵葉書を作ってみたり、セミや田んぼでかえるを追いかけたり、農家の方からいただいたスイカをみんなで食べたり夏の一日を思いっきり楽しんで、みんな帰りはぐったりと疲れた様子でした。
また、来年も、来年と言わずに
それまででもこちらにきてください!
いつでも待っていますからね

甲賀忍者あらわる

山のほうから湧いてくる水。きれいだね、冷たいね。

かんぴょう巻、かんぴょう剥き 子どもたちは夢中

絵手紙。花や草木やお野菜で、すてきな絵手紙かきまーす。


タグ :保養
2013年08月26日
(追記)8月22日の様子
8月22日は宿題寺子屋最終日でした
数人の中学生や小学生が集いました。
(スタッフの子が多かったんですが…汗)
お兄さん先生として、
さわやかな文武両道の高校生S君が来てくれました
小学生の算数や中学生の英語をしっかりみてくれましたよ。
勉強のあとは、バスケなどしていっぱい遊んでくれました!
ありがとうね〜☆
小学生の習字の宿題には、参加の中学生が先生になっていました。
そのとなりでは四歳のA君が一才のT君におやつを食べさせていたり。
ヴィラは大家族生活!
異年齢交流は素敵やな〜



数人の中学生や小学生が集いました。
(スタッフの子が多かったんですが…汗)
お兄さん先生として、
さわやかな文武両道の高校生S君が来てくれました

小学生の算数や中学生の英語をしっかりみてくれましたよ。
勉強のあとは、バスケなどしていっぱい遊んでくれました!
ありがとうね〜☆
小学生の習字の宿題には、参加の中学生が先生になっていました。
そのとなりでは四歳のA君が一才のT君におやつを食べさせていたり。
ヴィラは大家族生活!
異年齢交流は素敵やな〜



タグ :保養